楽しく縁取り歩き

30歳半ばの独身女性。契約社員。資格試験に人生を翻弄されて、職歴多数。起死回生をはかって再度資格試験を目指すべく、ホステスでお金を貯めて専門学校に通い、転職した先の既婚者と交際中。人生転落間際でなんとか挽回すべくもがいてるわたしの日記です。

風景は変わらずとも。

試験が終わってからこっち、感情の起伏が大きく、その後に腑抜けて過ごしておりました。

いいねをしてくれた皆さん、コメントて応援してくださったゴウさん、ありがとうございました。

そして不甲斐なく、試験直後に不合格が確定しました。

業界でも話題になる悪問揃いの科目を含めて難易度が想定より高くて、わたしには手も足も出ませんでした。

 

試験が終わって、ずっと勉強を見てくれている友人と飲み屋で採点して、不合格が確定して、ご飯を食べてお酒を飲んでカラオケに行って、バイバイしてから予約してたホテルに向かう電車の中から号泣してた。

ホテルに着くまでの道でも嗚咽。

お部屋について、落ち着いては号泣、その繰り返し。

試験でこれだけ泣けるんだなと、思い知った。

 

きっとみんな、私のような歳になるまでに、こういう経験してるんだろうね。

中学、高校、大学、その他さまざまな試験で。

わたしにその経験はなかったな。

だいぶ経った今でもこれ書いてて泣けてくる。

初めての経験の傷は、大きいみたい。

 

その後急に仕事に戻って、しかも久しぶりに本社勤務だったから、いろんな知り合い、初対面の人と会いつつ仕事復帰。

いろんな人の感情に当てられてすごく疲れてしまった。

また女性の輪に入る機会も多くて、人の批評、マウント、悪口の渦に巻き込まれたのも消耗が激しかった。

 

なんとか勉強再開するも、同時に始めたジム通いによって体力が削られ、気力も湧かぬままずるりずるりと2週間過ごして、多分最後に残ってた精魂が尽き果ててしまったみたい。

 

そんな最中、出張で京都に行っている彼から、京都旅行のお誘いがあって。

そもそも前から誘われてたけど、一度断ってた旅行。

向こうに行けば全ての費用は彼がもってくれるけど、往復の交通費だけでも今のわたしには厳しくて、一度断った。

でもあんまりにも気持ちが落ちてしまっていたので、交通費の半分負担してほしいとお願いして、受け入れてくれたので行ってきた。

食費は全部彼がもってくれた。払えそうな金額のところやコンビニ、ちょっとしたものはわたしがお支払いしたけど、彼にはかなり負担させてしまった。。。

 

それでも、やっと、気持ちが持ち直しかけてる。彼には本当に感謝してる。

試験の傷跡がやっとかさぶたになってきた感じ。

未だに苦しいし、試験前のように勉強にしがみついたりできてないけど。。。

でも確実に先週より、落ち着きが戻ってきた感触がある。

 

わたしはいま、京都に行く交通費さえも出せない。

試験も落ちて、仕事も契約満了が近づいている。

試験勉強でぶくぶく太ってしまい、彼と出会った頃と比べても7キロくらいは増えてしまった。

 

なにもない。

 

またゼロからのスタート。

でもまだ、またスタートがきれそう。